Tokyo Techiesが伴走します
医療系スタートアップ企業とのプロジェクトをご紹介します。クライアントの日本市場への新規参入にあたり、Webポータル、CRM、社内ERPの開発など、IT開発プロジェクトのコンサルティング及びマネジメントを行いました。
世界的に死因の上位を占めるがんは、多くの場合、複数臓器に転移してから発見されるため、治療が困難になるケースが少なくありません。
この課題に対し、Guardant Healthは「リキッドバイオプシー」技術を開発。血液検査のみでがん細胞を検出できるこの技術により、より早期の診断と迅速な治療開始が可能となります。
日本市場進出に伴い、同社は以下を必要としていました。
しかし、国内でのIT体制が未整備であり、アメリカ本社からのリソース支援も限られていたため、Tokyo TechiesがITコンサルティングおよびプロジェクト推進を担当することになりました。
1. ITアーキテクチャ設計と基盤構築
社内・外部向けシステム(Webポータル、CRM、LIMS)に必要な要件定義を行い、堅牢なITアーキテクチャを設計しました。
2. ベンダー選定と管理
国内外のITベンダーの評価・選定から契約締結、進捗管理、品質管理までを一貫して支援。
主要ベンダー例:Oracle、Salesforce、日本国内ベンダー、インドITパートナー、三菱グループ(LIMS担当)など。
3. プロジェクトマネジメント
ベンダーと社内外の関係者(日本・アメリカ本社)間の橋渡し役を担い、全体進捗管理と課題解決をリードしました。
4. 内部基幹システム(ERP)開発
Webポータル構築だけでなく、ガーダントヘルスジャパン内部で使用するERPシステムの設計・開発も実施しました。
5. 規制対応サポート
厚生労働省による営業許可取得に向け、システム面でのコンプライアンス対応を徹底しました。
当初のITコンサルティング範囲から、プロジェクトマネジメントやシステム実装にまで領域を拡大し、ガーダントヘルスジャパンの日本市場進出をITの側面から強力にサポートしました。