東京、日本 - 2025年8月3日 - ティーンエイジ・ビジネス・コンテスト・ジャパン(TBCJ)は、2025年8月7日に新丸の内ビルディングのThe EGGで開催されるコンテストのテクノロジーパートナーとして、Tokyo Techiesを選定しました。今回の提携の中心となるのは、Tokyo Techiesの主力プラットフォームKotae AIを活用したAIアシスタント「TB-Chan」です。
TB-Chanは、コンテストのルール、審査基準、RESAS、RAIDA、JETROなどのデータソースに関する質問など、すでに数百件の問い合わせに対応しています。さらに、新しいコンテンツが追加されるたびに、継続的に学習し、応答の精度を向上させています。
Kotae AIが選ばれる理由
Kotae AIは、趣味レベルのチャットボットでは解決できない問題を解決するために、数ヶ月にわたる研究開発を経て開発されました。
- 正確な意図検出とスマートなルーティング: 各質問は意味的に解析され、適切な知識ベースまたは「スコープ」に自動的にルーティングされます。同じエンジンで、言葉をその場で置き換えることも可能です(例:エンタープライズ向けに展開する際、「ホテル」を「スタジアム」にマッピングするなど)。
- 組み込みのガードレール: 範囲外のクエリ、信頼度の低い一致、不適切なリクエストは、ユーザーに到達する前にブロックされます。これにより、不正確な情報を生成する「ハルシネーション」を防ぎ、機密データを安全に保ちます。
- 実証済みのRAG(Retrieval-Augmented Generation): Kotae AIは、プロジェクトごとに最適なベクトルデータベースと大規模言語モデルを使用し、迅速な再学習をサポートすることで、常に最新の回答を提供します。
- エンタープライズグレードのパフォーマンス: 非同期検索、積極的なキャッシュ、モデル量子化などの技術により、応答速度を維持しながらAPIコストを抑えます。
- ローコードで10分デプロイ: 技術者でないユーザーでも、ドキュメントやウェブサイトのURLをアップロードし、デザインを選んで、スクリプトをサイトに貼り付けるだけで導入できます。より大規模な展開には、音声、決定木フロー、CRMとの連携も可能です。
Tokyo Techiesの創設者兼CEOであるドバ ドゥック氏は、次のように述べています。「みんな、AIチャットボットは週末のプロジェクトだと思っていますが、トラフィックが急増したり、最初の難しい質問が来たりするとそうはいきません。私たちは、学校、中小企業、大企業が迅速に導入でき、規模に応じて回答を信頼できるようにKotae AIを構築しました。TBCJは、少人数のチームが膨大なメールに溺れることなく、全国的なイノベーションをどのようにサポートできるかを示しています。」
TBCJでのリアルタイムな効果
TBCJの創設者であるミリー・ガン氏は、コンテストを発表した後、問い合わせが殺到しました。「コーディングの経験がまったくない私でも、Kotae AIを契約し、10分足らずでTB-Chanを立ち上げることができました。今では、ノーベル賞を受賞した『ナッジ理論』のような概念についても毎日学習させており、生徒たちは信頼できるガイダンスをすぐに得ることができます」と彼女は語ります。
繰り返しの多い質問をKotae AIに任せることで、ボランティアによって運営されているコンテストチームは、生徒たちのメンタリングや新しいスポンサーの獲得に集中できるようになりました。これは、AIがいかにして運営コストを削減し、同時にサービス品質を向上させるかを示す好例です。
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コンテストの詳細またはTB-Chanのライブデモについては、www.tbcj.netをご覧ください。
Kotae AIの詳細については、https://kotae.aiをご覧ください。
メディア担当者ミリー・ガンティーンエイジ・ビジネス・コンテスト・ジャパン 創設者tbcj.japan1@gmail.com | www.tbcj.net